国土交通省は19日、「令和7年度 マンションストック長寿命化等モデル事業」の第3回採択プロジェクトを決定した。
今後、急増する高経年マンションについて、適正な維持管理および長寿命化に資する改修や建て替えを促進するため、先導性の高いマンション再生プロジェクトへの支援を行なうもの。長寿命化等に向け必要な調査や検討、改修等に対して支援する「先導的再生モデルタイプ」と、管理水準の低いマンションが地方公共団体と連携して管理適正化を図っていく「管理適正化モデルタイプ」の2種類を公募した。
今回の募集には7者8件の応募があり、6者7件を採択した。採択されたのは、先導的再生モデルタイプ「計画支援」が4件(「桜塚ショッピングセンタービル(大阪府)」「協栄浮島マンション(沖縄県)」「スカイシティ南砂(東京都)」「ライオンズガーデン谷塚(埼玉県)」)、同「建替工事支援」が2件(「府中日鋼団地(東京都)」「小川住宅(東京都)」)。管理適正化モデルタイプ「計画支援」が1件(「ホワイトプラザ湯沢フォーレ(新潟県)」)だった。