(株)東京カンテイは22日、2025年11月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。
首都圏は6,249万円(前月比2.2%上昇)と16ヵ月連続で上昇した。都県別に見ると、東京都は9,781万円(同3.2%上昇)と19ヵ月連続のプラス。今春以降、前年同月に比べて3割以上も上回る水準での推移が続いている。神奈川県も4,112万円(同1.8%上昇)、埼玉県も3,096万円(同1.7%上昇)となり、上昇率が拡大。一方、千葉県は2,806万円(同1.1%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。
近畿圏は3,278万円(同2.2%上昇)と6ヵ月連続で上昇。大阪府は3,871万円(同2.8%上昇)と6ヵ月連続で上昇し、前年同月比の上昇率は20%台に達した。兵庫県は2,503万円(同0.7%上昇)と2ヵ月ぶりのプラスとなった。
中部圏は2,331万円(同1.1%上昇)、愛知県は2,467万円(同1.2%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇した。
各都市圏の動向を見ると、首都圏では東京23区が1億1,485万円(同2.7%上昇)と19ヵ月連続で上昇。都心6区は1億7,898万円(同1.0%上昇)と、34ヵ月連続で上昇した。城南・城西6区は9,518万円(同3.1%上昇)、城北・城東11区も7,297万円(同3.4%上昇)と、いずれも上昇が続いている。
近畿圏は、大阪市中心6区が8,761万円(同1.9%上昇)と23ヵ月連続で上昇。名古屋市中心3区では3,961万円(同2.6%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。