NTT都市開発リート投資法人(NUD)は17日、2025年10月期決算を公表した。
当期(25年5月1日~10月31日)の営業収益は132億1,700万円(前期比0.7%減)、営業利益45億6,200万円(同12.3%減)、経常利益38億8,600万円(同14.7%減)、当期純利益38億8,300万円(同14.8%減)。1口当たり分配金は3,140円(同36円増)となった。
当期は、1物件を売却、1物件の信託受益権の一部を売却した。期末保有資産は、オフィスビル26物件、レジデンス35物件、優先出資証券1銘柄の計62物件。取得価格総額は約2,964億円となった。用途別の投資比率はオフィスビル64.6%、レジデンス28.6%、その他(優先出資証券)6.7%。優先出資証券を除く61物件の期末時点の稼働率はオフィスビルが99.0%、レジデンスが96.9%となり、全体では98.2%(同0.3ポイント上昇)となった。
次期は、営業収益128億8,400万円、営業利益57億5,700万円、経常利益51億円、当期純利益50億9,700万円、1口当たり分配金3,140円を見込む。