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小田急電鉄(株)は19日、大規模複合開発「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」(神奈川県海老名市)の最終施設となる「(仮称)ファミリー棟」「(仮称)ホテル温浴棟」の工事に着手すると発表した。
同社が小田急小田原線「海老名」駅とJR相模線「海老名」駅の駅間で推進する開発プロジェクト「ViNA GARDENS」の一環。同エリアは、商業施設や分譲マンション、オフィスなど9区画で構成。2017年4月のコンビニエンスストアを皮切りに商業施設2棟、分譲マンション2棟、オフィスビルが竣工済み。今回、工事計画を決定した両施設の完成により、全9区画の開発が完了する。
「(仮称)ファミリー棟」は敷地面積約3,395平方メートル。鉄骨造地上5階建て、延床面積約3,527平方メートル。保育園や学童保育のほか、グローバルな視点を育む教育機能を備えた学習環境を整備する。また、ペットのトリミング、しつけ教室、動物病院、ペットホテルなどの機能も持たせ、家族で楽しめる空間を目指す。竣工は26年12月の予定。
「(仮称)ホテル温浴棟」(総客室数約120室)は、敷地面積約2,079平方メートル。鉄骨造地上12階建て、延床面積1万573平方メートル。日帰り温浴施設やホテル、店舗を整備する。ホテルの客室は、シングル・ダブルルームから、 家族やグループ利用を想定した部屋まで幅広く用意する。竣工は27年11月の予定。