不動産情報サービスのアットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は22日、2025年第3四半期(7~9月)のマンション賃料インデックスを公表した。
アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。
当期の首都圏の賃料インデックス(全体概況)は、東京23区が129.94(前期比+1.74)、東京都下115.48(同-0.30)、横浜・川崎市122.81(同+1.55)、千葉西部121.98(同+0.91)、埼玉東南部122.72(同+3.77)となった。
地方都市では、札幌市が126.49(同-1.54)、仙台市125.29(同+0.39)、名古屋市105.10(同+1.43)、京都市125.37(同+1.35)、大阪市139.22(同+2.58)、大阪広域123.24(同+2.83)、福岡市127.98(同+2.40)。
東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が127.50(同+1.46)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が132.16(同+1.70)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が139.62(同+5.10)と、すべてのタイプで上昇した。