(株)三好ホールディングスは22日、福岡市南区の管理会社・松嵜産興(株)の株式を取得したと発表。11月28日付で三好不動産グループの傘下として加わった。
松嵜産興は1973年6月の創業。約1,200戸の賃貸住宅を管理している。新社長には(株)三好不動産の長谷 武氏が就任。前社長の松嵜 繁氏は代表権を持たない会長に就く。
これにより、三好不動産グループの連結対象は、三好ホールディングス、三好不動産、三好スマイル信託(株)、三好エージェントトラスト(株)、(株)ミヨシアセットマネジメント、(株)福岡相続サポートセンター、(株)FORWORKS、松嵜産興の8社に。5年後の80期までに粗利ベースで100億円を目指す。
併せて、木造アパート「トリファイン」、鉄筋コンクリート造マンション「ウェルス」ブランドを中心に、グループ全体で開発事業の取り組みを加速させる。トリファインシリーズは10棟、ウェルスシリーズは2026年2月までに全4棟が竣工。ホテル事業の「ナインステイツ」シリーズは、26年末までに計4棟体制となる。このほか、宅地開発や一戸建て、ねこ共生型住宅をはじめとしたプロジェクトに加え、物流施設の開発にも携わっていく。