(株)東京カンテイは15日、2025年12月および通年の三大都市圏(主要都市別)の分譲マンション賃料の推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。
25年の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの年間平均賃料は3,803円。前年比5.6%上昇と上昇率が拡大した。東京都の強含みや事例シェアの持ち直しが影響した。東京都は4,544円(同9.2%上昇)、神奈川県は2,712円(同2.9%減)、埼玉県は2,162円(同0.5%上昇)、千葉県は2,081円(同1.8%上昇)。神奈川県については、築浅事例が減少したために水準を下げる結果となった。
近畿圏は2,276円(同0.7%下落)と8年ぶりに下落。大阪府の弱含みや事例シェア縮小が影響した。大阪府は2,629円(同0.6%減)、兵庫県が1,817円(同0.2%上昇)。一方、中部圏は2,041円(同2.5%上昇)と、20年を境に上昇傾向を示しており、愛知県も2,095円(同2.2%上昇)と上昇した。
12月の分譲マンション賃料は、首都圏が3,926円(前月比1.0%下落)と3ヵ月ぶりに下落。都県別では、東京都が4,749円(同0.6%上昇)と3ヵ月連続で上昇。神奈川県も2,717円(同1.8%上昇)と引き続きプラスとなった。埼玉県(2,140円、同1.9%上昇)や千葉県(2,080円、同1.4%上昇)も再びプラスとなり、いずれも10月の水準を上回った。周辺3県の前月比は平均築年数の若返り度合いに比例する形でプラス1%以上となっている。
近畿圏は、主要エリアの強含みや大阪エリアの事例シェア拡大などが影響して2,279円(同1.0%上昇)と引き続きプラスとなった。大阪府は2,635円(同0.5%上昇)と前月に引き続き上昇、兵庫県は1,848円(同1.0%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇した。
中部圏は2,063円(同0.3%上昇)と上昇。愛知県も2,123円(同0.3%上昇)と上昇した。