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北海道にCLT利用した木造交番/三井ホーム

 三井ホーム(株)は20日、同社の地域事業会社である三井ホーム北海道(株)が、札幌市および恵庭市に5つの新たな木造交番を建設することを発表した。木造の交番建設は同社グループで初となる。北海道警察による令和7年度買取型交番、駐在所整備事業の事業者に認定されたことによるもの。

 構造体には、優れた強度・剛性を有する国産材CLTを利用し、主要構造部をあらかじめ工場で組み立てた箱型ユニットを採用。高い安全性を確保しながら従来に比べ工期を約3ヵ月短縮できるようにした。また、ユニットは移築や移転が必要な場合に再利用できるというメリットもある。

 北海道産のトドマツを下地材とし、北海道産カラマツを構造用合板や構造用LVLに、北海道産シラカバを造作家具に使用する等、地元の建材を積極的に活用する。また、構造体の施工を地元工務店の西條産業(株)が担当する等、設計・施工・品質管理において道内の企業と連携し、地産地消や地域経済の活性化に貢献するとしている。

 また、北海道での冬期間の最低室温をおおむね15度以上に保つため、外断熱工法や3層断熱ガラスを使用した樹脂サッシ窓を採用して高い断熱性能を実現。熱交換換気扇と高効率エアコンによる効率的な室温の維持などにより、省エネ性能を向上させる。

 4月末に全棟引き渡す予定。

「麻生交番」の完成イメージ


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