|
|
|
|
(株)コスモスイニシアはこのほど、既存マンション「サンウッド西麻布」(東京都港区、総戸数41戸)のリノベーション住戸の販売を開始した。若手従業員を対象に新たなリノベーションアイデアを募る社内企画コンペ「Next Good Challenge」の企画を商品化したもの。
「Next Good Challenge」は、2019年度から実施している社内コンペ。新卒2~3年目、キャリア入社1~2年目の従業員数名でチームをつくり、テーマに沿ったリノベーションアイデアを企画する。優秀作品は商品化し販売する。25年度からはリノベーション予算と販売期間を原則問わず、マーケティング活動の一環とみなしている。今回は「5年後のスタンダードをつくる」をテーマに、4チームが競った。
「サンウッド西麻布」は、東京メトロ日比谷線「広尾」駅徒歩11分に立地する、鉄筋コンクリート造地上7階地下1階建て、2013年築。リノベーションしたのは2階部分の1LDK、専有面積約42平方メートル。従前は、コンパクトながら、リビング・ダイニング・キッチン、主寝室、洗面所・浴室それぞれが独立した間取りだった。
リノベーション企画は、流通事業部の商品企画担当2人と、流通営業部の営業スタッフが提案した。30歳代のハイエンドシングルを想定。「食事は外食&宅配」「入浴はジムやスパで済ませる」などのライフスタイルであれば、キッチンや浴室は最低限の機能と割り切り、それにより生み出した広さを加え、空間を再構築した。
LDは縦方向へ向きを変え、面積を2畳強拡大。独立したキッチンは設けず、住設メーカーと家具メーカーが共同製作したシンク・収納ラックを一体化したダイニングテーブルを設置。必要に応じてIHコンロが置けるよう、隠しコンセントと換気機能付き照明を付け、窓際に強制排気口も設置した。
リビングの南側は天井カセットエアコンがあるため天井高が低いことから、その「こもり感」を生かし、床タイルとクロスを黒で統一したニッチとし、趣味のスペース、ワークルームとして提案。リビングとガラス引き戸で仕切る空間は寝室と想定はしているが、リビングを含め独立した使い方でも、すべてを一体化した使い方でもできるよう、各空間をゆるやかにつなげている。
浴室は浴槽を無くしてシャワーユニットとし、その余剰スペースを使い、上部をハンガーラック、下部を収納としたカウンターを設置した。そのカウンターは玄関から見通せるため、来客が来たときは隠せるよう、電動スクリーンを付けている。
販売価格は、9,480万円。
|
|
|