物流不動産協同組合(代表理事:大谷巌一イーソーコグループ会長)は26日、港区立産業振興セミナーホール小(東京都港区)で「中小企業×異業種連携で拓く ビジネス&人材の新潮流」をテーマにセミナーを行なった。
同組合は、物流と不動産を軸に、業界の垣根を超えた“共創ネットワーク”のプラットフォームを構築することを目指し活動しており、今回のセミナーは、そうした活動の一環。開会に当たり大谷代表理事は、「丙午の今年、情熱、変化、強い意志を象徴すると共に、大きな転換と挑戦の年と言われている。物流業界は大きな転換期にあるが、単なる機能産業だけではなく、柔軟性、革新性、未来性を備えた次世代物流ビジネスへと進化することが求められている。その変革がこれからの成長のカギである」と力強く語った。
セミナーでは、特別講義として、オフィスミクラス代表であり実業家・経営コンサルタントの安藤芳樹氏が、「経営者に贈る5つの質問」と題した特別講義を行なった。経済学者のピーター・ドラッカーが初対面となるすべての経営者に問いかけた「御社の事業は何ですか?」という問いの重要性と、事業の再定義を怠ることで事業が急速に衰退する、というドラッカーの警告を紹介。事業を再定義することにつながる「我々の使命は何か?」「顧客は誰か?」「顧客の求める価値は何か?」「成果は何か?」「計画は何か?」という5つの質問に対する回答サンプルを挙げながら、組織定義の重要性と、実施のコツなども含めて説明した。
続いて、次世代の活躍を支援するために、同組合が物流、経営、金融など幅広い内容を無料で提供しているビジネス入門カリキュラム「ロジカレッジZ」の紹介や、異業種連携などを模索・研究する次世代物流研究会のワークショップの中間報告なども行なわれた。
また、同組合とイーソーコグループの(株)日本物流不動産学研究所が共催し、物流と不動産をテーマにした論文を募集し優れた作品を表彰する「第3回物流不動産奨励賞」の表彰式も同時開催。最優秀賞を受賞した梅野晃弘氏((株)Zero)、優秀賞受賞の渡辺 愛美理氏(コリアーズ・インターナショナル・ジャパン(株))に表彰状等を授与した。