(一社)不動産証券化協会(ARES)は18日、第25回「機関投資家の不動産投資に関するアンケート調査」の結果を公表した。
年金基金(以下、「年金」)や生損保、信託銀行、銀行等の機関投資家(以下、「一般機関投資家」)を対象に、2001年度から毎年度実施しているもの。今回は、年金63件・一般機関投資家56件の計119件の回答を得た。調査期間は25年9月上旬から同年10月末まで。
25年度の「運用資産の資産配分における『不動産』の割合」は、年金では4.8%(24年度調査:5.0%)、一般機関投資家では2.4%(同:2.5%)となった。
「不動産投資に必要なことや期待すること」については、年金では「不動産投資の期待リターン向上」(67%)が1位に。次いで、「投資先の分散」(59%)、「流動性を高める工夫」(40%)となった。一般機関投資家も「不動産投資の期待リターン向上」(73%)が1位。2位は「流動性を高めるための工夫」(49%)、3位が「投資先の分散」(47%)だった。
不動産への投資を行なっている投資家の割合を調べると、年金数(機関数)ベースで、年金では86%(同:71%)、一般機関投資家では89%(同:95%)と、高い水準を維持している。
投資済みの投資対象では、年金では「国内私募リート」(62%)が最多となり、2位は「海外不動産プライベートファンド」(43%)だった。一般機関投資家でも「国内私募リート」(63%)が1位で、「Jリート」(59%)が続いた。
不動産のESG投資を実施している割合は、年金では16%、一般機関投資家は29%。インフラファンド投資(海外含む)への投資割合については、年金で57%(同:50%)、一般機関投資家で21%(同:38%)だった。