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リフォーム検討で重視する点は「省エネ性の向上」

 (一社)住宅リフォーム推進協議会は26日、「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」結果を発表した。リフォーム実施者(過去3年以内に自身の住まいのリフォームを実施した、世帯主・自己所有に該当する20歳以上の男女、回答数1,175人、以下、「実施者」)、リフォーム検討者(今後3年以内に自身の住まいに限らずリフォームを実施予定の20歳以上の男女、回答数1,167人、以下、「検討者」)、同協会会員団体傘下の事業者などリフォーム事業者(回答数1,343社)が対象。

 実施者のうち、直近実施のリフォームが初回だった人の割合は45.4%。2年連続下降しており、リフォーム実施層のリピーター割合がやや上昇している傾向が見られた。検討者では、初回となる人が27.0%、2回目以上になる人が71.5%を占め、一度リフォームを実施した人が複数回実施する傾向は変わらない。世帯主年代別での初回リフォームの割合は、40歳代(60.0%)が最多。

 検討者がリフォーム検討に当たり重視する点については、「省エネ性の向上が見込めること」(32.6%)、「耐久性の向上が見込めること」(23.0%)、「設備の使い勝手が良くなること」(21.3%)、「耐震性の向上が見込めること」(21.3%)が2割を超えた。

 実施者の検討時の予算平均値は310万円、実際に掛かった費用(補助金を含む)の平均は405万円。当初の予算を上回る傾向は引き続き見られるが、リフォーム平均費用は前回よりやや下降している。
 実際にリフォームに掛かった費用について、「予算とほぼ同額だった」と回答した人は53.3%と、前回調査から上昇。「分からない・予算を設定していない」層の割合は下降し、事前に予算を設定する層が上昇している様子がうかがえた。

 検討者がリフォームを実施するに当たり不安な点は、「費用が掛かる」(40.3%)の割合が高く、2年連続で上昇。「事業者選び、手続きが面倒そう」(23.9%)、「減税措置や補助制度など、どのような支援制度があるのか」(19.5%)の割合も2年連続で上昇した。実施者の事業者を選定する際に重視する点は、「担当者の対応・人柄」(44.0%)の割合が高い傾向は継続。

 リフォームに関する税制優遇措置の認知状況について、実施者は「住宅ローン減税(増改築)」について「もともと知っていた、自分で調べて知った」(22.6%)が最多。検討者では、「耐震リフォーム減税(所得税)」(25.1%)の活用検討割合が他制度と比べて高かった。
 実施者で税制優遇措置の活用率が高いのは、「子育て対応リフォーム減税」(63.4%)、「長期優良化リフォーム減税(固定資産税)」(62.8%)が6割以上。


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