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マンション・戸建ての用地仕入れ、約7割が苦戦

 三菱UFJ信託銀行(株)は6日、「2025年度下期デベロッパー調査(首都圏マンション・戸建て)」の結果を公表した。半期ごとに行なっているもの。今回はマンションディベロッパー25社、戸建てディベロッパー12社が回答した。

 販売価格動向については、現在を100として1年前と1年後の予想を価格帯別に指数化。マンション(ファミリー向け/総戸数50戸)は、2億円以上が1年前84.4・1年後112.1、1億~2億円同85.7・同108.9、8,000万~1億円同88.4・同106.8、6,000万~8,000万円同92.7・同106.2、6,000万円未満が同92.4・同104.4と、いずれの価格帯でも上昇。高価格帯になるほど急激に上昇する傾向になった。
 戸建てについては2億円以上同93.1・同104.7、1億~2億円同94.0・同103.8、8,000万~1億円同94.0・同103.9、6,000万~8,000万円同94.1・同102.7、6,000万円未満同94.5・100.5となった。いずれも上昇するとの予測となったが、マンションほどの大きな差はなく、特に6,000万円未満の価格帯は今後1年はわずかな上昇にとどまるという予測になった。

 地域別の素地価格の動向について聞くと、都心6区のマンションは半年前と現在とを比ベると「20%超の上昇」という回答が16%、「20%以内の上昇」が24%、「10%以内の上昇」が24%、「5%以内の上昇」が28%と9割以上が上昇していると回答、40%が10%超の上昇率だという。一方で、都区部周辺と郊外エリアでは過半が横ばい・下落という結果になった。戸建ての素地価格については、千代田区・港区・渋谷区、世田谷区等、練馬区等、都区部周辺では7割超が上昇と回答したが、「郊外」は上昇という回答が45%だった。

 土地仕入れの状況については、マンションで「ほぼ計画通り」と回答したのは24%にとどまった。「苦戦している」と回答した76%に理由を聞くと、「用地価格の上昇」が最も多く「用地情報が少ない」など。戸建ての場合も「ほぼ計画通り」は33%で、「苦戦している」が67%となった。


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