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オフィスを区割り&シェア化、1年半限定で事業化

「SVAX西新橋ビル」外観

 日鉄興和不動産(株)と(株)ヒトカラメディアはこのほど、会員制シェアオフィス「WAW SVAX西新橋ビル」(東京都港区)をオープンした。

 JR各線・東京メトロ銀座線「新橋」駅徒歩8分、都営三田線「内幸町」駅徒歩5分。日鉄興和不動産が所有する1978年築の「SVAX西新橋ビル」の6階に開設した。取り壊しが決定している同ビルの3~7階が空室となっていたが、2027年8月までの期間で事業化したいとの日鉄興和不動産の希望がヒトカラメディアに寄せられた。そこで運用期間1年半という条件の下、両社で事業化を進めた。

 3・4階(1フロア面積:約448平方メートル)は原状回復工事済みだった。3階はそのまま、4階は約71~100平方メートルの4つの区画に区切ってテナントを募集。特に4階では会議室や応接室を設けることは厳しいと考え、6階に「WAW SVAX西新橋ビル」を整備した。

 「WAW SVAX西新橋ビル」は、ラウンジ、会議室、オンラインミーティング用個室などさまざまな機能を備えたシェアオフィス。3階・4階のテナントは、シェアオフィス内に複数設けた会議室を賃借できる。またラウンジやワークスペースなどについては、3・4階テナントの従業員は、無料で利用できる。
 リノベーションに当たっては、既存の間仕切りを転用するなど現況を最大限に活用、建築コストの削減を進めた。

 1年半という運用期間を踏まえ、リーシングマネジメントを担当するヒトカラメディアでは、精巧な竣工パースを作成し、プレリーシングを実施。結果、3階および4階の2区画についてはすでに契約済みとなっている。残り2区画について、引き続きリーシング活動を進めていく計画。

「WAW SVAX西新橋ビル」のラウンジ
フォンブースや個室のワークスペースなどはテナント従業員が無料で利用可。もとはクリニックが入居していたフロアだったため、建築費抑制を目的に、診察ブースなどの区分けを一部そのまま活用している


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