サッポロ不動産開発(株)は11日、「恵比寿スクエア」(東京都渋谷区)のバリューアップ工事の完了を発表した。
同物件は、1994年竣工、鉄骨・鉄筋コンクリート造地上7階地下1階建てのオフィスビル。車寄せやエントランスのつくりが閉鎖的で、かつ照度や採光が不足していることから暗い印象となっていた。さらに外観や空間構成が前時代的で、まちとの連続性が不足した印象を与えていること、さらに屋上の用途が喫煙に限定されていること、トイレや給湯室といった水回り設備が老朽化していることといった課題を解決するため、外構・外装、1階エントランス、各階共用部、屋上、1階専有部について、建物全体の包括的な刷新を進めた。
車両動線の変更と車寄せの廃止により、外部に開かれたエントランス空間に刷新。植栽計画も整理し、緑を感じられるアプローチをを実現させた。バリアフリー対応のスロープを新設し、緑地帯も整備。キッチンカーなどを設置できるイベントスペースも設けている。
1階共用部は、使いやすい空間とするために、階段・スロープを撤去。併せて既存の駐車場部分を専有部床へ転用し、ハーフセットアップオフィスとして整備した。
屋上は、床面に短めの芝丈の人工芝を敷き、気軽に立ち寄ることのできる開放的な空間へと変更。既存の下段造作を活用したベンチと、室外機側フェンスを目隠しする高さにプランターを設置。景観生徒快適性を向上させた。その他、各フロアのエレベーターホール改修、トイレ空間を木目を基調としたデザインへと刷新している。
同社は、新規の開発に加えて既存ビルの価値向上も進めることで、恵比寿というまちでの働く環境の魅力向上につなげていく計画。