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EW、別府市らと連携し湯治客向け滞在施設を整備

 (株)エンジョイワークスは12日、中長期滞在拠点「TOJIHAUS PROJECT」(大分県別府市)の第1号施設が開業したと発表した。

 同プロジェクトは別府市や日本航空(株)、地域金融機関、教育機関と協力し、二地域居住の推進や関係人口の創出を図るのが目的。温泉地である同市内の宿泊施設は、約9割が短期滞在を前提としたホテル・旅館であり、中長期に滞在する湯治客向けの宿泊拠点は少なかった。市内には1万2,000件を超える空き家が存在していることから、それらをリノベーションすることで、中長期滞在に対応していく。同市が「新湯治・ウェルネス」という施政方針の下で目指している滞在型観光の推進等に足並みをそろえる形で事業を進める。

 空き家を複数取得・再生し、7~30泊の中長期滞在に特化した分散型の宿泊拠点として再編する。エリア一体を滞在者の生活圏と捉え、地域の商店や温泉、路地空間など、日常をそのまま体験できる環境をつくっていく。2026年度は2棟を再生し、秋までに10棟以上の事業化を目指す。

 対象となる各空き家は、温泉を引き込む、もしくは徒歩数分圏内に温泉や公共浴場が存在するもの。ワークスペースとしての機能や生活機能を付与することで、温泉を生活に組み込んだ中長期滞在ができる。また、プロジェクトエリア内に滞在者と地域住民らの交流拠点を整備する。


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