YKK AP(株)は16日、「性能向上リノベ デザインアワード2025」の審査結果を発表した。
同アワードは、既存住宅の断熱性能と耐震性能を向上したリノベーション事例を審査・表彰するもので、今回が4回目。応募総数126点の中から優れたリノベーション事例を表彰した。
最優秀賞に選んだのは、「鳩山NT10棟計画Vol.1 楓ヶ丘の家」(埼玉県比企郡)、事業主は(株)夢・建築工房(埼玉県東松山市)。昭和40年代後半に開発された鳩山ニュータウンにおいて、断熱等級7のリノベーション住宅を10棟つくるプロジェクトを始動し、その1棟目として施工した。築48年の木造軸組み2階建ての住宅(延床面積88.18平方メートル)に断熱材の再施工や、高断熱窓・玄関ドアを採用してUA値を0.26にまで改善。太陽光発電システムも2.69kW搭載し、一次エネルギー消費量を80%削減した。長期優良住宅やBELS5つ星、耐震等級3の認定も取得している。
審査委員からは「単発の改修にとどめず、再現性のあるビジネスモデルとして提示することで、顧客への普及と地域の価値向上を同時に実現した」と高い評価を得た。
このほか、優秀賞2点・選考委員賞8点など計13点が受賞した。