三井不動産(株)と日鉄興和不動産(株)は16日、物流施設「MFLP・LOGIFRONT 京都八幡I」(京都府八幡市)の着工を発表した。両社の共同開発は「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」に続く2件目。
第二京阪道路「京田辺松井」ICから約3.7km、新名神高速道路「八幡京田辺」ICから約2.8km。京都・大阪・神戸を結ぶ要衝に位置する。将来的には、新名神高速道路全線開通により、さらなるアクセス性向上も見込まれる。敷地面積は約3万6,620平方メートル、鉄骨造地上4階建て、延床面積は約7万8,155平方メートル。
1階のトラックバースを車庫登録が可能な仕様とする。このことで、一般貨物自動車運送事業の許可要件である車庫機能を施設内で確保することができるため、倉庫、車庫および事務所機能を一体化した営業拠点運営を実現する。また、各階すべてのトラックバースにおいて、ロングウィング車を接車できるようにする。さらにすべての階で2.0tのフォークリフト走行が可能な床設計とするなど、多様な荷主ニーズに応える運用とする。盆地の酷暑の中でも快適な労働環境を実現するため、上層階には空調を導入。低層階においても空調の将来設計が可能な仕様とする。
サステナビリティ、BCPに配慮し、停電時でも荷役・事務所機能を一定時間維持できるよう、最大72時間対応の非常用発電機を設置。防災備蓄倉庫も完備する。さらに付近を流れる大谷川洪水時の浸水想定レベルに備え、周辺地盤より約1.1m敷地をかさ上げする。ZEB認証やDBJ Green Building認証、CASBEE Aランクを取得しており、事業継続性と環境負荷低減する。
竣工は2027年8月末の予定。
なお26年10月には、同敷地内南側に「MFLP・LOGIFRONT 京都八幡II」の着工も予定しており、2棟合わせた総延床面積は24万平方メートル超という大規模物流施設の開発となる。