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名古屋・錦に商業・オフィス・ホテルの複合タワー

「ザ・ランドマーク名古屋栄」外観

 三菱地所(株)、J・フロント都市開発(株)、日本郵政不動産(株)、明治安田生命保険相互会社、(株)中日新聞社の5社は17日、共同で開発を進めてきた「ザ・ランドマーク名古屋栄」(名古屋市中区)が3月31日に竣工し、6月11日から順次開業することを発表した。

 地下鉄東山線、名城線「栄」駅直結。敷地面積4,866.40平方メートル、鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造、地上41階地下4階建て、高さ約211m。延床面積約10万9,700平方メートル。「世界と人とまちをつむぐ文化・交流価値創造拠点となる未来の名古屋をリードする新たな“ランドマーク”」を全体コンセプトに、栄エリアの都市機能の強化を目指して開発を進めてきた。

 地下2~地上4階がJ・フロント都市開発が所有・運営する商業施設「HAERA(ハエラ)」。5~40階は三菱地所、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社が共有・賃貸する。5~9階は栄エリア初のシネコンとなる「TOHOシネマズ名古屋栄」。31~40階には米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」初の名古屋進出となる「コンラッド名古屋」(客室数170室)がオープンする。ホテルの開業時期は今後発表予定。

 12~30階のオフィスゾーンは、総貸付面積約2万6,000平方メートル(14~18階、約8,000坪)、基準階面積約1,600平方メートル(約480坪)、最小約93平方メートル(約28坪)まで小割可能なオフィスとした。竣工前に約98%が成約している。

 10・11階には「コンラッド名古屋」との共用機能として、国際水準のMICEに対応した約180名収容可能な宴会場、と5つの小・中会議室・宴会場を用意。13階は世界70ヵ国以上の人々が集うコラーニングとコワーキングをテーマにした「CO&CO NAGOYA」が開業する。

 CO2フリーの電力を導入しているほか、計画敷地内の緑化面積を20%以上確保し、熱負荷の軽減を図った。さらに屋上広場の緑化を行なうなどして、「名古屋市建築物環境配慮制度(CASBEE名古屋)」で最高位のSランクを取得済み。

 また災害発生時における「都市再生安全確保施設」として伏見・栄地区の一時退避場所や退避施設として機能。防災備蓄倉庫を設置し、帰宅困難者の受け入れ、物資の供給を行なう。ディーゼルと天然ガス2種類の燃料に対応した非常用発電機を設置し、停電時にも72時間の電力供給を可能としている。


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