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大和ハ、複層壁の含水状態を測定・可視化する検査機

「壁スキャナ」による検査の様子

 大和ハウス工業(株)は19日、戸建住宅や賃貸住宅等における複層壁の水分検査機「壁スキャナ」を開発したと発表した。

 住宅部材にとって、高い含水率は劣化要因の一つ。特に木造住宅では、構造材である木材や断熱材が長時間湿って腐食が進むことにより、強度や耐久性能、断熱性能などの低下を招くおそれがある。そのため、ホームインスペクションでは、壁内での雨漏りの有無を確認する検査を実施するが、壁を壊して確認することが難しく、検査の精度に課題があった。

 「壁スキャナ」は、通気層を含む壁でも使用できる水分検査機。電磁波を壁の中に通し、その通り方の変化から内部の状態を調べることができる。測定した面において壁面の水分を感知し、含水率の高いエリアを赤色で表示。赤色で表示する部材や含水率は任意で設定可能。金属探知や木材下地の探知も行なえるため、既存建物の耐震診断や基礎の鉄筋確認といった活用も想定している。


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