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明豊EP、10億円超の高額物件の販売開始

「ロスアルコス千駄木」外観

 (株)明豊エンタープライズは19日、新築1棟投資用賃貸マンションの新ブランド「LOS ARCOS(ロスアルコス)」の初弾「千駄木」(東京都文京区、総戸数29戸)を報道陣に公開した。物件規模を拡大、設備仕様も高めた総額10億円以上の商品をラインアップに加えることで、収益不動産を求めるディベロッパーやファンドのニーズに応える。

 同社はこれまで、「MIJAS(ミハス)」「EL FARO(エルファーロ)」の2ブランドの投資用1棟賃貸マンションを商品展開し、200棟超を供給してきた。前者は販売価格1億~10億円前後、後者は5~15億円の価格帯。コンパクトな設計、設備仕様の無駄を省くなどして価格を抑えて個人投資家等に販売してきたが、事業会社やディベロッパー等からは高級感のある商品を求める声が寄せられていたため、2024年度から準備を進めてきた。

 「ロスアルコス」も、他の2商品同様にスペインをモチーフにしたデザインコンセプトを採用。「アルコス」はアーチの意味で、建物の随所にモチーフとして取り入れていく。カラーリングは、スペインの古民家「マシア」をモチーフに、スペインのタイルや天然石を多用する。鉄筋コンクリート造・4階建て以上を基本とし、エレベーター・バルコニー・エントランスオートロックを完備する。エレベーターを標準化するなど建物価格は「エルファーロ」よりも約10%上がるが、グループ会社による施工、工期の短縮化でコストアップを抑え、高品質な商品を提供していく。今後も城南城西を中心とした23区内で展開する。

 「千駄木」は、東京メトロ千代田線「千駄木」駅徒歩4分に立地。建物は地上4階建て、延床面積約1,100平方メートル。建設地は駐車場跡地。エントランスエリアにはウッドやブリック、テラコッタタイルなどを採用するほか、建物の随所にハーフアーチ型のデザインを取り入れた。内廊下設計で1階廊下はタイル、2階以上廊下はカーペット仕上げ。腰壁と壁も石張り仕上げ。間取りは1DK(21戸)・1LDK(1戸)・2DK(7戸)。3月16日に竣工済みで、すでにファンドに売却した。

 「ロスアルコス」は、すでに第2弾「信濃町」(総戸数19戸)、第3弾「三軒茶屋」(総戸数25戸)の事業化が決定。数件の土地取得に動いており、今後も年間3~4棟ペースで販売していく。

「アルコス(アーチ)」の名前にちなみ建物の随所にアーチ状の意匠を施す(写真はエントランスのハーフアーチ)
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