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NTTUD、原宿にクリエイター向けシェアオフィス

「LIFORK H/Q」のコワーキングスペース
6人用のシェアオフィス

 NTT都市開発(株)は27日、シェアオフィス・コワーキングスペースなどを備える「LIFORK H/Q(リフォーク エイチキュー)」(東京都渋谷区)を報道陣に公開した。4月1日に開業する。

 同社が2018年より展開するシェアスペース事業「LIFORK」シリーズの最新物件。JR山手線「原宿」駅、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉」駅徒歩1分に立地する、複合商業施設「原宿クエスト」(25年8月竣工)の4階にオープンする。

 「クリエイターの聖地」として認知される原宿のエリア特性を踏まえ、多様なクリエイターが集い、創造し、つながれる場となるよう計画。運営パートナーに、ショートフィルムを軸にイベントプロデュース、メディア運営などに取り組む(株)ビジュアルボイス(東京都渋谷区、代表取締役社長:別所哲也氏)を迎え、同社が提供するクリエイター向け動画運用プラットフォーム「LIFE LOG BOX」を活用しながらクリエイターの活動を支援。施設内は、棚は亜鉛メッキを施したスチールで構成し仮設足場のように見えるようにしたり、通常は下地として使われる木毛セメント板やガルバリウム鋼板などをそのまま仕上げとして用いたりなど、完成されたビルの中に「未完成」をつくっており、クリエイターの感性を刺激している。

 エリアは、会員制コワーキングスペース、シェアオフィス(4人用3部屋・6人用3部屋)、マルチな使い方ができる「POP_UP&GALLERY」、一般利用も可能なカフェで構成。
 コワーキングスペースは、会員同士が気軽に語り合えるようオープンなスペースに加え、オプションとして有料の専用デスクを完備。シェアオフィスは全部屋で個別空調・個別照明となっており、24時間365日利用可能としている。
 「POP_UP&GALLERY」は、ポップアップショップやギャラリーなど、各種イベントに利用できる空間として用意。10人用のレンタルルームとして、ディスカッションやパーティでの利用も見込む。カフェは、(株)OVERVIEW COFFEE JAPAN(東京都中央区、代表取締役:矢崎智也氏)が「YET」として運営。「LIFORK」としてカフェを併設するのは初となる。
 カフェエリアには大小サイズのレンタルシェルフを設け、会員やカフェの一般利用客がさまざまなクリエーションに触れ刺激を受けられる機会にするとともに、自身の作品の展示をしたいというクリエイターの挑戦を支援する。

 月額利用料金は、コワーキングスペースが3万3,000円、専用デスクがそれにプラスして3万3,000円、4人用個室が30万8,000円~、6人用が46万2,000円~など。NTT都市開発ビル・商業事業本部商業事業部オペレーショナルアセット担当課長の遠藤若菜氏によると、クリエイティブ関係の企業・個人から引き合いがあるほか、近隣のデザイン会社が移転を検討しているケースも見られるという。

面積約27平方メートルの「POP_UP&GALLERY」。マルチな使い方を想定
カフェエリアのレンタルシェルフには、多様なクリエイターが作品を展示できる
「原宿クエスト」外観。「LIFORK H/Q」は4階部分にオープンする


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