不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

うめきた最後の分譲マンション、最高価格40億円

「グラングリーン大阪 THE SOUTH RESIDENCE」完成予想模型(一番手前)
最高価格となる1LDK・約387平方メートルのモデルルームリビング
1LDK・約134平方メートルのモデルルーム

 積水ハウス(株)を幹事会社とするJV8社(※)は25日、「うめきた2期地区開発事業(グラングリーン大阪)」(大阪市北区)で最後となる分譲マンション「グラングリーン大阪 THE SOUTH RESIDENCE」(総戸数538戸(うち募集対象外住戸321戸))の販売概要を明らかにした。最上階住戸の最高価格は関西圏過去最高となる40億円で、インナー販売により売却済み。

 同物件は、「グラングリーン大阪」の「うめきた公園」南側(南街区)の、さらに最南端に位置。うめきたエリアでは、「グラングリーン大阪THE NORTHTOWER」(総戸数484戸)以来、約2年ぶりとなる分譲マンション。JR線「大阪」駅(うめきた地下口)徒歩3分に立地。敷地面積は約5,100平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上45階建て、延床面積約8万6,000平方メートル。販売提携(代理)は、積水ハウス、三菱地所レジデンス(株)、阪急阪神不動産(株)の3社。

 ZEH-Oriented仕様で、低炭素建築物認定を取得。CASBEEも総合評価でSランクを取得した。また、非常用発電機と各住戸のエネファームを組み合わせ、棟内で電力を融通し合うシステムを導入。停電時も各住戸に72時間電力を供給できる。開発テーマは「THE SUITE=空と対話する」。ホテルが隣接する北側を除き3方が開けていることから、空とのつながりを感じる住まいを目指した。共用施設として、スカイルーム、スカイテラス、スカイラウンジなどを用意。24時間有人管理、ラウンジでのカフェサービス、パーソナルジム、バレーサービスなどホスピタリティも高めている。

 一般販売住戸は、1LDK~2LDK、専有面積約50~202平方メートル。全戸の玄関扉に、両引きのオートスライドドアを採用。専用エレベーターで自家用車を自宅まで運び込める「カーギャラリー」を6~19階に27戸用意した。室外機や避難ハッチをコンパクトに集約する「スリットバルコニー」を採用してガラス面積を拡大。床から天井までをサッシとする「フルハイトサッシ」を採用することで、開放感を出している。全戸全室カセットエアコン、ディスポーザー、食洗機、床暖房などが標準。

 モデルルームは42階相当の1LDK(約134平方メートル)と最高階(45階)の1LDK(約387平方メートル)を用意。前者は、リビング天井高2,650mm。水回り部分も2,400mmを確保している。価格は8億7,000万円でインナー販売済み。後者は「THE NORTH TOWER」の最高価格25億円を大きく上回る40億円。リビング天井高は5,000mm。キッチンは石張り、鉄板焼きグリル付き。バーカウンター、クローゼットルーム、ベッドルームなどをゆったりと配している。すでに販売済み。

 同日にホームページをオープンし、エントリー受付を開始。7月上旬に第1期モデルルームをオープン。1期登録受付開始は10月下旬予定。販売戸数や物件価格は調整中。最低価格は、「THE NORTH TOWER」の約1億円を上回る。当面は、「THE NORTH TOWER」のエントリー・来場者向けのインナー販売と、関西圏の富裕層中心に販促を進めていく。竣工は、2028年3月下旬予定。

 同日の記者会見で売り主を代表して挨拶した積水ハウス代表取締役兼CEO 社長執行役員の仲井嘉浩氏は「グラングリーン大阪は、段階的に開発を進め、まちの価値を高めてきた。今回のマンションは、うめきた再開発の集大成。その完成でまちへの関心がさらに高まり、長い時間をかけて魅力が深まっていく。そうした未来の起点となってほしい」と抱負を述べた。

(※)積水ハウス(株)、大阪ガス都市開発(株)、オリックス不動産(株)、関電不動産開発(株)、(株)竹中工務店、阪急電鉄(株)、三菱地所レジデンス(株)、うめきた開発特定目的会社。

5階メインホールのモデル
「今回のマンションは、うめきた再開発の集大成。その完成でまちへの関心がさらに高まり、長い時間をかけて魅力が深まっていく。そうした未来の起点となってほしい」と抱負を述べた積水ハウス・仲井嘉浩社長
建設中の現地


最新刊のお知らせ

2026年6月号

AI活用。現場では? ご購読はこちら