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南極で46年間運用の木質パネル耐久性を実証

「地学棟」外観写真

 (株)ミサワホーム総合研究所と国士舘大学は4日、共同で取り組んだ「昭和基地 地学等木質パネルの耐久性に関する研究」から、木質接着複合パネルが高い耐久性を持つということを実証できたと発表。

 日本の主要観測地点である、南極・昭和基地は、最低気温マイナス45℃、最大瞬間風速秒速60mの厳しい環境で半世紀以上にわたり維持管理されている。今回高床式木質パネル構造の「地学棟」の一部パネルを国内に持ち帰り、試験体を採取。JIS(日本産業規格)とJAS(日本農林規格)の基準に基づく材料強度・接着強度の実験を実施した。
 結果、合板・芯材の接着強度は、強度の基準値を上回る水準で維持されていることが分かった。さらに、接着層の剥離ではなく木材自体が破壊される「木部破断率」は86.4~94.5%という結果となり、木質パネルが長い年月を経ても、健全な構造体として保たれていたことが科学的に裏付けられた。

 なお、地学棟は昭和基地の主要部から若干離れた場所に配置されていて、雪の吹き溜まりができづらく、高床式による床下の通風確保も比較的容易で、融雪水の影響が少なかったことが今回の結果につながった、と分析している。


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