(公社)全国宅地建物取引業協会連合会と(公社)全国宅地建物取引業保証協会は23日、「2026年 住宅居住白書」を発表した。20~65歳の全国の男女5,000名を対象に、7月30日~8月5日の期間「住まいに関する定点/意識調査」を実施。その結果をとりまとめたもの。
「いま、不動産は買い時だと思うか」の質問では、「買い時だと思う」が21.6%(前年度比0.8ポイント上昇)、「買い時だと思わない」が37.7%(同3.0ポイント上昇)となった。「買い時だと思う」理由は「今後、住宅ローンの金利がさらに上昇しそうなので」(64.4%)、「買い時だと思わない」理由については「価格が高騰し過ぎているから」(47.2%)がそれぞれ最多に。
持ち家派か、賃貸派か、の問いでは、「持ち家派(マンション・集合住宅)」が63.3%(同0.3ポイント上昇)、「賃貸派(マンション・集合住宅)」が18.7%(同1.5ポイント低下)となった。持ち家を選ぶ理由は、「家賃を払い続けることが無駄に思えるから」(47.1%)、「落ち着きたいから」(39.3%)、「老後の住まいが心配だから」(34.7%)などが上位を占めている。
住まい探しや物件の比較・検討において「生成AI」を何らかの形で利用した人は33.9%。利用経験者(n=1,695)に限ると、利用目的は「希望エリアの地域情報の収集・比較」が33.5%で最多となった。年代別の利用経験率は、20歳代53.4%、30歳代42.3%、40歳代31.4%、50歳代19.6%、60歳以上14.8%。20歳代では、過半数が住まい探しで生成AIを利用していることが分かった。
自身または家族(両親等)の家で、すでに空き家になっている、または将来空き家になる可能性があると回答した人の合計は37.2%。空き家の対応状況(n=1,859)では、「話し合いの必要を感じつつもまだ行なっていない」が35.0%で最多。「放置・何も考えていない」は20.7%で、前年度から2.0ポイント上昇している。
また、売買・賃貸において不動産事業者に期待することについても質問。トップは「分かりやすい説明」(21.4%)となり、以下、「メリットだけでなくデメリットなど、すべて隠さず情報を伝えてくれること」(19.1%)、「丁寧な接客」(17.4%)と続いた。