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フージャース、品川で初の防音賃貸マンション

「デュオフラッツ東品川 ーOTOー」外観。明確なコンセプトを持たせた賃貸マンションの第1弾

 (株)フージャースコーポレーションは7日、賃貸マンション「デュオフラッツ東品川 ーOTOー」(東京都品川区、総戸数28戸)を報道陣に公開した。同社グループ初となる「防音マンション」で、独自のブランド名を掲げたコンセプトマンションの初弾。全住戸の「全ての部屋」をD-65相当の防音仕様としているのが特長。リースアップ後、投資家に売却する。

 同物件は、京急本線「青物横丁」駅徒歩4分に立地。建物は、鉄筋コンクリート造地上9階建て。ZEH-M Oriented仕様。竣工は2026年9月末。建設地は、賃貸マンション・店舗跡地。周辺は飲食店舗やマンションが立ち並ぶ住商混在地で生活利便性が高いことから、単身者をメインターゲットに商品を企画。楽器演奏や映画観賞を趣味とするユーザーや、動画配信や在宅ワークを手掛けるユーザーなど、「防音」ニーズを求めるユーザー向けの住まいとして特化させるべく、35歳以下の若手が中心となって企画。特定の防音室を設けるのではなく、通常の住戸としての暮らしやすさを両立するため、LDK(またはDK)と隣接する居室、寝室をそれぞれ防音仕様とすることで、玄関・廊下・水回り以外の専有部すべてを防音化した。

 構造躯体の床から独立した浮き床を設ける浮床工法に加え、壁・天井も吸音材やプラスターボードを挟み込み、空気伝搬音、固体伝搬音を低減。天井には吸音パネルを張り、防音性を損なわないよう、あらかじめスポット照明用のレールを取り付けている。LDKと寝室のドアは防音ドアとし、窓は樹脂サッシの二重サッシ。吸気口には消音チャンバーを内蔵した。楽器類のレイアウトが自由にできるよう、コンセントの数と位置も増やしている。室内で出している音量は85dBまでで、打楽器など楽器の種類によっては使用禁止または演奏可能時間を制限する。

 住戸は、1DK~2LDK、専有面積約25~50平方メートル。内廊下方式で、1フロア2~4戸。天井高は2,500mm。全室エアコン付き。一部住戸には、可動テーブル・収納を内蔵し、コンパクトながら十分な調理スペースが確保できる同社独自の「カナエルキッチン」を採用した。

 7月から事前案内を開始。これまで30組が内覧し、5件に申し込みが入っている。賃料は、16万1,000~33万9,000円。坪賃料は約2万円。新築・防音によるプレミアムは約15%。防音が決め手になったのは2件だった。

LDKと隣り合う居室をまるごと防音化しており、「音」を意識しないで普通の生活ができる。防音性を高めたことで断熱性能も上がっている


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