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野村不、門前仲町で住商一体の複合開発

「プラウドシティ門前仲町」完成予想図

 野村不動産(株)は16日、東京都江東区で推進している大規模複合開発「TOKYO BLUE LINC」の概要を報道陣に明らかにした。定借分譲マンション「プラウドシティ門前仲町」(総戸数667戸(うち非分譲住戸47戸))を核にした、総開発面積1.7ha超のビッグプロジェクトで、複合開発の企画・開発から、全体完成後の各種施設の運営、タウンマネジメントまで自社一貫で行なう。

 国立大学法人東京科学大学が保有する越中島地区の土地の有効活用事業。2023年3月、同大学(当時:東京医科歯科大学)との間で70年間の一般定期借地権設定契約を締結。分譲住宅・シニアレジデンス・商業施設を一体で開発し、多世代が交流する持続可能なコミュニティを目指す。総開発面積は、約1万7,900平方メートル。西側に晴海運河が接する。東京メトロ東西線他「門前仲町」駅徒歩7分、JR京葉線「越中島」駅徒歩3分(いずれも分譲マンション基準)など3駅4路線が利用可能。分譲マンションの非分譲住戸は、同大学が保有し職員・研究員向け住宅とする。

 分譲マンション「プラウドシティ門前仲町」は、鉄筋コンクリート造地上19階建て。住戸は、1LDK~4LDK、専有面積約36~146平方メートル。DINKS、プレファミリー、ファミリーをターゲットとし、分譲住戸のうち2LDKが70戸、3LDK393戸、4LDK73戸。共働き世帯の時短を意識し、全館空調、おそうじ浴槽、ディスポーザー、食洗機、タッチレス水栓、各階ごみ置き場などを標準採用する。

 26年4月末からエントリー受付を開始しており、現在までのエントリー数は4,660件。8月1日からオンライン事前案内会を開始、その参加者830組を対象に9月5日からモデルルームの案内を実施しており、これまで330組を案内した。地元江東区の46%、隣接する中央区(20%)を中心に都内全域から反響を集めており、DINKS、ファミリーで約7割。一次取得者が53%、約46%が20~30歳代となっており、同社首都圏顧客の平均よりも若年一次取得者の割合が高い。11月中旬に1期販売を予定。予定販売価格は70平方メートル台の3LDKで9,700万円台~。周辺エリアの既存マンション価格が1億円を大きく超える中、定期借地権分譲により、都心近接でありながらリーズナブルな価格設定とし、顧客に訴求していく。竣工は27年12月予定。

 シニアレジデンス(サービス付き高齢者向け住宅)は、同社の「オウカス」シリーズ11弾となる「オウカス門前仲町」。鉄筋コンクリート造地上9階建て。運営は野村不動産ウェルネス(株)で、28年3月竣工予定。商業施設エリアは1,500平方メートル超で、食品スーパーや生活利便施設4区画を設ける。また、敷地内に地域共用棟を整備。横浜・日吉や亀戸の再開発で取り組んできたエリアマネジメント「Be ACTO」の知見を活かし、街区完成前から地域住民とのコミュニティ形成にも取り組んでいく。


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