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東芝不動産ら、「LAZONA 川崎レジデンス」モデルルームオープン

旧東芝川崎事業所跡地約11万平方メートルを活用した複合開発「LAZONA 川崎」内に誕生

 東芝不動産(株)、三井不動産(株)は、14日(土)のオープンに先がけ、「LAZONA 川崎レジデンス」(神奈川県川崎市)のモデルルームを報道陣に公開した。その様子をレポートする。

「LAZONA 川崎」全体完成図(完成イメージ)。左側の建物が大規模商業施設、右側がタワーを中心とした「LAZONA 川崎レジデンス」
自走式駐車場の屋上にも緑化を施すなど、敷地内は緑にあふれたものとなる計画
「ナチュラル」タイプは、シンプルモダンな空間を創出
木の温もりを大切にした「ウッディ」

 同物件は、JR川崎駅前の旧東芝川崎事業所跡地約11万平方メートルを活用した複合開発「LAZONA 川崎」内に建設中の、超高層タワーを中心とした総戸数667戸のビッグプロジェクト。JR東海道線、京浜東北線、南武線「川崎」駅徒歩3分、京浜急行「京急川崎」駅徒歩4分という交通利便性の高い立地に位置する。
 さらに、隣接する商業施設は、東京ドームの1.6倍(店舗面積約76,000平方メートル)という広さに総店舗数約300が入居予定で、食料・日用雑貨品のデイリーゾーンから、ファッション、シネコンなどのエンターテイメントにまで対応。「レジデンス」は、こうした大規模商業施設が隣接することにより、高い生活利便性を実現している。

 セキュリティ面では、東芝グループのホームネットワーク技術と三井不動産のマンションセキュリティシステム(ベルボーイ)の連携により非常信号の携帯電話への通知、携帯電話を活用した照明遠隔という機能を持つシステムを採用。
 さらに、外部との境界ラインには、約1.8mのフェンスが立てられ、随所に防犯カメラや非常用通報ボタンを設けたほか、エントランスにはダブルオートロック方式のカメラ付オートロックを設置。住戸部分にも防犯玄関ドア、窓防犯センサー、防犯ガラス、玄関前カメラなどを採用し、敷地外周部、建物共有部、住戸専有部での高度なセキュリティを実現している。
 また、オール電化システムの採用および、前述の東芝グループのホームネットワーク技術によるネットワーク家電を用意することで、環境への配慮とともに経済的かつ、快適な暮らしの提案が行なわれている。

 今回公開されたモデルルームは、「プレミアムホワイト」(1LDK、61.03平方メートル)、「ナチュラル」(2LDK、77.88平方メートル)、「ウッディ」(3LDK、75.24平方メートル)、「アーバン」(3LDK、95.73平方メートル)の4タイプ。斬新な住居空間が演出されたモデル、木目をいかしたファミリー向けのモデルなどさまざまなテイストの部屋が用意されている。各モデルルームとも、コンセプトをもったインテリアとなっており、まったく異なるイメージが演出されているのが印象的であった。

 なお全体の住戸プランは、3LDKを中心に、1LDK(50平方メートル台)~4LDK(90平方メートル台)までを用意。シングル、ディンクスからファミリーまでの幅広い層に対応するバリエーションをそろえた。
 予定価格帯は2,700万円台(1LDK、2LDK)~7,000万円台(4LDK)。
 建物竣工は2007年3月中旬、入居開始は2007年4月上旬を予定している。(タ)


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