
NTT都市開発(株)は4月30日、同社オーストラリア現地法人(UD Australia Pty Ltd)を通じてメルボルンのオフィスビル「200 Victoria Street」の持分100%を取得したと発表した。
同物件はメルボルンの中心地に近接し、メルボルン市内を走るトラムの停車駅および現在建設中のメトロ新駅(「ステートライブラリー」駅)からも至近。医療分野の研究・教育機関やベンチャー企業の誘致により新たなビジネス創造を目指す「メルボルンイノベーションディストリクツ」と呼ばれる一角に位置している。
1971年築の地上7階建てで貸し付け面積は7,912平方メートル。2009年に大規模改修を行なっており、メルボルンでも有数の高い環境性能格付け(6 Star Green Star)を有する。
同社は、今後も中長期的なパイプラインの拡充に努め、一層の事業基盤の強化に取り組んでいく考え。