小田急不動産(株)が販売中の分譲マンション「リーフィアレジデンス調布小島町」(東京都調布市、総戸数50戸)の売れ行きが好調だ。駅徒歩5分で駅前繁華街近隣ながら閑静な立地、平均専有面積75平方メートルのゆとり、設備仕様の高さや間取りプランの豊富さなどが地元ユーザー中心に訴求。1期1.2次30戸は26戸に申し込みが入っている。
同物件は、京王線「調布」駅徒歩5分に立地する、鉄筋コンクリート造地上7階建ての分譲マンション。建設地は社宅跡地で2021年に取得。駅前の再開発エリアと京王線線路跡地の遊歩道を経由して、信号無しでアクセスできる。敷地東側は商業施設の駐車場に面するが行き止まりのため車通りは少なく、西側一帯は低層住宅街が広がり、閑静な立地。
建物はZEH-M Oriented仕様の逆梁工法。外観はグレーとブラウンのタイル、バルコニーのドレーブパネルなどで水平・垂直のラインを強調しつつ、落ち着いた雰囲気を演出。建物周辺には2階レベルの高さとなる中高木を植樹しているほか、エントランス前にもシンボルツリーとしてケヤキをあしらった。
住戸は、東向き4スパン、西向き4スパン、北向き2スパン。内廊下方式で全戸宅配ロッカー・トランクルーム付き。1R〜3LDK、全27タイプ。専有面積約26〜98平方メートル。6階の3戸、7階の2戸はプレミアム住戸で離れ(約5〜6平方メートル)が付く。
共用施設として5階にワークスペースを設置した。住戸天井高は2,450mm。御影石キッチン天板、ディスポーザー、食洗器、タッチレス水栓、コンセント付き収納、自動掃除機収納スペース、USBコンセント付きカウンターなどが標準。プレミアム住戸は、洗面所ダブルボウル、御影石カウンター、カップボードなどが備わるほか、設備・建具がグレードアップする。また、1階には電動シャッター付き、専用利用権付き駐車場へ直接アプローチできる住戸も設定した。
24年3月上旬にホームページを開設。これまでのエントリー数は約2,100件。7月20日にモデルルームをオープンし、来場者は280件。10月19日抽選の1期30戸は、3,858万〜2億2,800万円で、26戸が申し込み済み。坪単価は497万円。反響は地元調布市居住者が約半数。残りは世田谷区など23区広域。30歳代〜40歳代のDINKS、ファミリー層中心に20歳代〜60歳代まで幅広い層から反響を得ている。とくにファミリー層は部屋数が多いことや専有面積にゆとりがあることへの評価が高いという。