2024/11/29 18:00更新
10月の新設住宅着工、6ヵ月連続減少

 国土交通省は29日、2024年10月の建築着工統計を公表した。


 同月の新設住宅着工戸数は6万9,669戸(前年同月比2.9%減)となり、6ヵ月連続の減少となった。また新設住宅着工床面積は539万9,000平方メートル(同0.9%減)となり、こちらも6ヵ月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は77万9,000戸(前月比2.7%減)で4ヵ月ぶりの減少。


 利用関係別では、持家が1万9,705戸(前年同月比9.0%増)となり、35ヵ月ぶりに増加した。貸家は2万9,541戸(同6.7%減)。分譲住宅は1万9,577戸(同9.3%減)と、6ヵ月連続の減少。分譲住宅のうちマンションは8,837戸(同13.1%減)と3ヵ月連続の減少、一戸建住宅は1万511戸(同7.5%減)と24ヵ月連続の減少となった。


 三大都市圏別では、首都圏が総数2万5,586戸(同0.9%減)。内訳は持家4,157戸(同3.0%増)、貸家1万1,529戸(同変化なし)、分譲9,582戸(同6.1%減)。中部圏は総数8,536戸(同9.0%増)、持家3,067戸(同11.3%増)、貸家2,997戸(同8.9%増)、分譲2,137戸(同4.3%減)。近畿圏は総数1万708戸(同14.0%減)、持家2,648戸(同4.6%増)、貸家5,063戸(同12.9%減)、分譲2,945戸(同27.6%減)だった。



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