2025/02/04 18:00更新
東急不HDと東急不、本社オフィスをリニューアル

リニューアルした、東急不動産ホールディングスと東急不動産の本社オフィス5階エントランス


 東急不動産ホールディングス(株)と東急不動産(株)はこのほど、オフィスビル「渋谷ソラスタ」(東京都渋谷区)内の本社オフィスをリニューアルした。


 両社は2019年に同ビルに本社を移転。コロナ禍を経てテレワークなどが定着した一方、近年は従業員が本社に出社する機会や、外部との打ち合わせを本社で行なうことも増えてきたことから、オフィス空間を見直す必要があると判断した。


 リニューアルに当たっては、本社オフィスを「コミュニケーションの場」と再定義し、コミュニケーションそのものに集中できる環境を整備。会議室を増設し、収容率を25%上げた。


 全執務室の入り口に顔認証機能を導入し、セキュリティカードの持参を不要に。さらに、ソフトバンク(株)の「WorkOffice+」により、会議室を予約した時点で顧客へ入館証を自動発行する機能や、顧客の来訪時に従業員へ自動的に通知を送る機能を導入し、従業員の業務削減を目指す。


 東急不動産ホールディングスグループが掲げる「環境先進企業」の体現として、(株)東急Re・デザインによる施工に当たっては、設備機器や什器を再利用することにとどまらず、新たに必要となった内装材や仕上げ材、什器にはすべて再生材を使用した製品を採用。壁紙やボード、床材にはアップサイクル素材やリサイクル素材などを用いた。また、会議室壁面には、渋谷区内の東急不動産の施設と、環境の取り組みをモチーフとしたアートを配している。



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