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不動産関連ニュース

神保町でスタートアップ支援オフィス/IOR

2018/09/14 18:00更新

「いちごレイアウトオフィス」内観。右は共用執務席


 「いちごオフィスリート投資法人」の運用会社であるいちご投資顧問(株)は、同投資法人保有の「いちご神保町ビル」(東京都千代田区)の3階ワンフロアを「いちごレイアウトオフィス」に改修。13日、募集を開始した。


 「いちごレイアウトオフィス」は、デザイン性の高い受付スペースや会議室等を事前に造作した上でテナントを募集するオフィス。競合物件との差別化を目的に2012年より開始した。6例目となる今回は、新しい試みとして(株)イトーキと協働。スタートアップ企業をターゲットにあらかじめ内装の造り込みや什器を設置したオフィスを提案する。


 同ビルは、東京メトロ・都営地下鉄「神保町」駅徒歩1分に立地。鉄骨・鉄筋コンクリート造地上11階地下2階建て、1994年築。


 同オフィスは貸床面積約42坪で、改装費は1,000万円台前半。社員数15〜20名のスタートアップ企業1社が使用することを想定して19席を用意。将来の社員増に備え、キャスター付きのレイアウト変更可能な什器を採用することで26席まで増席可能とした。共用設備としてドリンクスペース、打ち合わせなどに利用可能なコミュニケーションスペースも設置。ワーカーの健康と生産性を高める工夫として、落ち着いた内装デザインを採用し、座るだけで運動になるエクササイズチェアなども採り入れている。またセキュリティを高めるために、エントランスには指紋認証システムを導入している。


 入居は11月より。賃料は相場より3割程度アップを見込む。


 同社オフィスリート本部オフィスリート運用部長の長嶺法雄氏は、「シェアオフィスで起業後、さらに成長し自社オフィスを構えよう、という企業のニーズを見込んでいる。40〜50坪程度の空室の場合、会議室や受付を設置する従来のタイプより、今回のように内装の造り込みや什器を設置したタイプが適している。今後も立地条件等を加味しながら、同等の空室が発生した際に、首都圏、名古屋、大阪を中心に展開していく」などと述べた。



窓際に個別の執務席も用意