(公財)不動産流通推進センターは20日、6月の指定流通機構の活用状況を公表した。
同月の新規登録件数は、46万2,909件(前年同月比3.8%増、前月比4.5%増)で、前年同月比では12ヵ月連続のプラス、前月比では3ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は、4万9,029件(同1.9%増、同8.3%増)。総登録件数は84万4,811件(同1.5%減、同0.8%増)で、前年同月比では27ヵ月連続のマイナス、前月比では3ヵ月連続のプラスとなった。
売買・賃貸の物件別では、売り物件の新規登録件数は15万365件(同9.2%増、同5.4%増)。成約報告件数は1万6,499件(同4.3%増、同17.2%増)。総登録件数は33万4,033件(同5.5%増、同0.7%増)で、前年同月比で14ヵ月連続のプラス、前月比では3ヵ月連続のプラスに。
賃貸物件は、新規登録件数が31万2,544件(同1.4%増、同4.0%増)。成約報告件数は3万2,530件(同0.7%増、同4.2%増)。総登録件数は51万778件(同5.6%減、同0.8%増)で、前年同月比で38ヵ月連続のマイナス、前月比では3ヵ月連続のプラスとなった。
新規登録売り物件の取引態様別物件数は、専属専任が1万9,361件(構成比12.9%)、専任媒介が4万8,605件(同32.3%)、一般媒介が4万663件(同27.0%)。成約報告物件では、専属専任が4,424件(同26.8%)、専任媒介が7,491件(同45.4%)、一般媒介が2,118件(同12.8%)だった。