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2019/02/28 18:00更新

4割超がマンションは買い時/メジャー7調査

 ディベロッパー7社(住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株))が運営する新築マンションポータルサイト「メジャーセブン」が、2018年度の「新築分譲マンション購入意向者アンケート」の実施結果を公表した。18年12月11〜24日、構成する7社のインターネット会員に対して、メールでアンケートを告知してフォームに誘導、回答してもらった。回答数は2,866人。


 マンション購入検討理由は、「資産を持ちたい、資産として有利だと思った」が21.3%(前年比0.7ポイント増)で最も多かった。「もっと広い住まいに住みたいから」が18.1%(同1.0ポイント減)、「もっと交通の便の良いところに住みたいから」が17.9%(同0.3ポイント増)と、上位3項目は前年と同様だった。「老後の安心のため、住まいを持ちたいと思うから」が16.6%(同2.2ポイント増)で前年7位から4位に上昇。「賃貸より持ち家の方が、金銭的に得だと思うから」が13.8%(同0.9ポイント増)で前年8位から7位に、「家の設備が古くなってきたから」が13.4%(同1.7ポイント増)で前年10位から9位に順位を上げた。


 マンションの買い時感について聞くと、「買い時だと思う」と回答したのは9.6%(同0.8ポイント減)で減少。一方、「どちらかと言えば買い時」が32.0%(同0.5ポイント増)と増加し、双方を合わせると、前回と同様に全体の4割超が買い時だと回答した。


 「買い時だと思わない」という回答は17.7%(同0.2ポイント減)、「どちらかと言えば買い時だと思わない」が21.8%(同0.0ポイント)となった。


 「買い時」と思う理由については、「住宅ローン金利が低水準だから」が60.7%(同1.4ポイント減)が最多に。続く「2019年10月に消費税が10%に増税予定のため」が42.4%(同1.8ポイント増)、「住宅ローン控除など購入支援制度があるため」が22.3%(同3.4ポイント増)で、昨年より増加している。




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