(株)東京カンテイは10日、2019年5月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件。
首都圏の平均価格は4,017万円(前月比1.4%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇し、4,000万円台に回復した。都県別では、東京都が5,216万円(同1.2%上昇)と2ヵ月連続の上昇。神奈川県は4,447万円(同1.4%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。千葉県は3,244万円(同0.7%上昇)、埼玉県は3,598万円(同1.9%上昇)と、いずれも2ヵ月連続の上昇となった。
近畿圏の平均価格は3,085万円(同0.4%上昇)と反転上昇した。府県別では、大阪府が3,402万円(同横ばい)と横ばいで推移。兵庫県が3,012万円(同0.8%上昇)、京都府が3,191万円(同1.2%上昇)といずれも反転上昇した。
中部圏は3,013万円(同0.1%下落)と2ヵ月連続の下落。愛知県は3,447万円(同0.6%上昇)と3ヵ月連続で上昇している。
福岡県は2,953万円(同0.9%上昇)と反転上昇した。