国土交通省は29日、2020年4月分の「既存住宅販売量指数」を発表した。登記データを基に、個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化、公表している。
同月の同指数は、合計・季節調整値が102.9(前月比1.6%減、前年同月比9.7%減)。30平方メートル未満除く合計・季節調整値は99.5(同1.0%増、同6.6%減)だった。
戸建住宅の季節調整値は104.5(前月比1.0%減)、マンションの季節調整値は101.1(同3.4%減)、30平方メートル未満除くマンションの季節調整値は94.6(同2.5%増)となった。
都市圏別では、南関東の合計・季節調整値が99.2(同9.0%減)・30平方メートル未満除く合計・季節調整値が97.2(同0.6%増)。名古屋圏が同104.1(同2.7%増)・同103.0(同3.6%増)、京阪神圏が同98.9(同1.5%減)・同91.8(同1.7%減)となった。