国土交通省は28日、2020年10月分の既存住宅販売量指数を公表した。登記データを基に、個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工、10年の平均を100として指数化している。数値は季節調整値。
同月の戸建住宅・マンションを合計した指数は116.0(前月比5.2%上昇、前年同月比15.3%上昇)となった。床面積30平方メートル未満のマンションを除くと110.3(同5.5%上昇、同15.6%上昇)。
戸建住宅は111.7(前月比3.7%上昇)。マンションは119.8(同4.1%上昇)、30平方メートル未満を除くと107.6(同5.9%上昇)だった。
都市圏別では、南関東圏が合計122.2(同3.5%上昇)、30平方メートル未満のマンションを除くと111.7(同5.0%上昇)。名古屋圏は合計が113.3(同3.5%上昇)、30平方メートル未満のマンションを除くと112.7(同4.2%上昇)。京阪神圏は合計が111.6(同4.4%上昇)、30平方メートル未満のマンションを除くと102.2(同3.9%上昇)となった。