国土交通省は30日、2022年10月の建築着工統計を発表した。
新設住宅着工戸数は7万6,590戸(前年同月比1.8%減)と、3ヵ月ぶりの減少。新設住宅着工床面積は603万平方メートル(同5.6%減)と2ヵ月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は87万1,000戸(前月比1.5%増)と増加に転じた。
利用関係別では、持家が2万1,834戸(前年同月比18.7%減)と、11ヵ月連続の減少。貸家は3万1,996戸(同7.3%増)で、20ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万1,841戸(同4.8%増)と、3ヵ月連続で増加した。そのうちマンションは9,298戸(同10.2%増)で、3ヵ月連続で増加。一戸建て住宅は1万2,462戸(同1.4%増)と、18ヵ月連続で増加している。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万6,838戸(同変動なし)。内訳は持家4,723戸(同19.0%減)、貸家1万2,229戸(同1.5%減)、分譲9,838戸(同17.7%増)。中部圏は総戸数8,319戸(同8.0%減)。内訳は持家3,179戸(同18.3%減)、貸家2,685戸(同2.6%増)、分譲2,408戸(同1.5%減)。近畿圏は総戸数1万3,918戸(同18.4%増)。内訳は持家2,948戸(同14.5%減)、貸家6,151戸(同41.2%増)、分譲4,186戸(同7.7%増)となった。