(株)東京カンテイは30日、2023年2月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表したもの。
同月は「晴」が22地域(前月:22地域)と変化なしで、全国的な上昇トレンドが継続した。「雨」は3地域(同:2地域)と増え、「曇」は4地域(同:6地域)と減少。「小雨」は3地域(同:6地域)と減り、「薄日」は15地域(同:11地域)と増加した。
全国で天候が回復したのは7地域(同:6地域)と増加。横ばいも38地域(同:33地域)と増加。悪化は2地域(同:8地域)と大きく減少した。47都道府県のうち、前月から価格が下落したのは14地域(同:18地域)と2ヵ月連続で減少した。