(公財)不動産流通推進センターは10日、全国の指定流通機構における2023年9月の既存住宅の成約動向を発表した。
既存マンションの成約価格は3,657万円(前年同月比5.54%上昇)、1平方メートル単価は55万1,600円(同5.73%上昇)と、いずれも40ヵ月連続の上昇となった。専有面積は67.15平方メートル(同0.25%減)で、3ヵ月連続のマイナス。築年数は24.80年(同2.48%上昇)と反転上昇となった。成約件数は5,987件(同3.47%増)と増加に転じた。
既存戸建住宅の成約価格は2,640万円(同0.90%下落)と、6ヵ月連続で下落。建物面積は113.11平方メートル(同0.60%減)と2ヵ月連続でマイナスとなった。土地面積は208.93平方メートル(同0.92%増)と3カ月連続で増加。築年数は26.70年(同2.85%上昇)と、20ヵ月連続で上昇した。成約件数は3,568件(同5.66%増)と5ヵ月連続のプラスとなった。