不動産関連ニュース

2023/10/19 18:00更新

首都圏マンション発売戸数、3ヵ月連続の増

 (株)不動産経済研究所は18日、2023年9月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。


 同月の発売戸数は2,120戸(前年同月比4.1%増)と、3ヵ月連続の増加となった。地域別では、東京23区831戸(同0.1%減)、東京都下382戸(同106.5%増)、神奈川県415戸(同24.3%減)、埼玉県149戸(同44.0%減)、千葉県343戸(同67.3%増)。


 初月契約率は67.7%(同6.1ポイント上昇)と、2ヵ月連続で70%を割り込んだ。


 1戸当たりの平均価格は6,727万円(同1.1%上昇)、1平方メートル価格は101万8,000円(同0.6%上昇)と、いずれも7ヵ月連続の上昇。


 即日完売物件は、「ヴィークステージ船橋薬園台ソライエ」1期8次(千葉県船橋市、21戸、平均1倍、最高1倍)など、3物件29戸。


 月末時点の販売在庫数は4,737戸で、前月末から25戸増加した。


 10月の発売は、3,000戸程度を見込む。


 また同日、23年度上半期(23年4〜9月)の主要市場指標も発表。首都圏の発売戸数は1万1,712戸(前年同期比4.6%減)、契約率は71.4%(同3.7ポイント上昇)。平均価格は7,836万円(同23.7%上昇)、1平方メートル単価は118万9,000円(同24.0%上昇)となった。




Copyright (c) All Japan Real Estate Federation. All Rights Reserved.