国土交通省は2023年12月27日、23年11月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万6,238戸(前年同月比8.5%減)と、6ヵ月連続で減少した。新設住宅着工床面積は511万9,000平方メートル(同11.8%減)で、10ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値では77万5,000戸(同4.0%減)と、先月の増加から再び減少に転じた。
利用関係別戸数では、持家が1万7,789戸(同17.3%減)と、24ヵ月連続の減少。貸家は2万8,275戸(同5.3%減)と、4ヵ月連続の減少。分譲住宅は1万9,578戸(同5.2%減)と、6ヵ月連続の減少。このうちマンションは7,671戸(同5.2%減)で先月の増加から再び減少。一戸建住宅は1万1,835戸(同4.3%減)と、13ヵ月連続の減少だった。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万4,751戸(同0.3%減)、内訳は持家3,953戸(同9.9%減)、貸家1万980戸(同3.3%増)、分譲9,710戸(同0.0%減)。中部圏は総戸数7,649戸(同14.8%減)、持家2,713戸(同15.4%減)、貸家2,699戸(同15.4%減)、分譲2,203戸(同13.9%減)。近畿圏は総戸数1万311戸(同8.6%減)、持家2,435戸(同15.9%減)、貸家4,630戸(同16.5%減)、分譲3,192戸(同13.3%増)だった。