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2024/11/07 18:00更新

首都圏新築戸建て平均価格、3ヵ月ぶりに上昇

 (株)東京カンテイは7日、2024年10月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。


 首都圏の平均価格は4,540万円(前月比1.0%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇した。都県別では東京都が5,425万円(同1.1%上昇)と上昇に転じた。神奈川県は4,750万円(同2.2%下落)と連続の下落。千葉県は3,906万円(同2.1%上昇)と反転上昇し、14年4月の集計開始以来過去最高価格となった。埼玉県は3,864万円(同0.5%上昇)と、連続上昇。


 近畿圏の平均価格は、3,526万円(同4.7%下落)と連続で下落。前年同月比もマイナスに転じ、年初来最安値を更新した。府県別では大阪府3,834万円(同2.3%下落)、兵庫県3,642万円(同5.9%下落)、京都府は3,991万円(同0.9%下落)と、前月続き3府県すべてが下落した。


 中部圏は3,338万円(同2.9%下落)と反転下落。愛知県は3,488万円(同2.2%下落)と、3ヵ月連続の下落。


 宮城県は3,613万円(同2.4%上昇)で、集計開始以降最高価格に。福岡県は3,572万円(同4.3%下落)と下落し、7ヵ月ぶりに3,500万円台となった。




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