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2018/07/17 18:00更新

上半期の近畿圏マンション、発売9,000戸回復

 (株)不動産経済研究所は17日、2017年上半期(1〜6月)および6月の近畿圏マンション市場動向を発表した。


 18年上半期のマンション発売戸数は9,087戸(前年同期比3.1%増)。地域別では、大阪市部3,861戸(同13.1%減)、大阪府下2,092戸(同21.8%増)、神戸市部1,568戸(同121.8%増)、兵庫県下630戸(同7.4%増)、京都市部485戸(同35.4%減)、京都府下64戸(同57.0%減)、奈良県152戸(同16.9%増)、滋賀県213戸(同53.2%増)、和歌山県22戸(同77.3%減)となった。


 初月契約率は74.1%(同2.8ポイント低下)。1戸当たりの平均価格は3,763万円(同1.5%上昇)、1平方メートル当たりの平均単価は64万5,000円(同3.7%上昇)だった。


 即日完売したのは376戸で、発売戸数の4.1%。下半期の発売見込みは約9,000戸。


 6月の発売は1,211戸(前年同月比8.3%減)となり、2ヵ月連続で減少した。契約率は75.6%(同4.6ポイント低下)。戸当たり平均価格は3,578万円(同5.2%低下)、1平方メートル単価は62万2,000円(同4.7%低下)。戸当たりで2ヵ月ぶり、1平方メートル単価で4ヵ月ぶりの低下となった。


 即日完売したのは「リバーガーデン岸里玉出」1期56戸(大阪市西成区、平均1倍・最高1倍)など8物件69戸。


 7月は1,400戸程度の発売を見込む。




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