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2018/09/20 18:00更新

首都圏既存M、価格動向はまだら模様

 (株)東京カンテイは20日、2018年8月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を公表した。


 首都圏は3,640万円(前月比0.2%上昇)と小幅な上昇。都県別では、東京都が4,902万円(同0.5%上昇)、神奈川県2,888万円(同0.4%下落)、埼玉県2,295万円(同0.5%上昇)、千葉県2,005万円(同0.4%下落)となった。東京都では、東京23区の上昇が全体を押し上げ、埼玉県でもさいたま市や川口市が全体をけん引した。神奈川県と千葉県では、価格水準の高いエリアで弱含んだことから全体を押し下げた。


 近畿圏の平均価格は2,206万円(同0.6%上昇)と緩やかな上昇傾向が続いている。大阪府は2,410万円(同0.4%上昇)、兵庫県1,885万円(同0.8%上昇)といずれも上昇した。


 中部圏は1,821万円(同0.1%下落)と弱含んだ。主要エリアの愛知県が1,950万円(同0.4%下落)と下落したのが要因。ただ、長期的にみると高水準をキープしている。




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