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2018/10/16 18:00更新

近畿圏マンション、発売・契約率ともに低下

 (株)不動産経済研究所は16日、2018年9月および18年度上半期(4〜6月)の近畿圏マンション市場動向を発表した。


 9月の発売は1,859戸(前年同月比22.3%減)と、2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。契約率は72.8%(同1.7ポイント低下)。戸当たり平均価格は4,045万円(同3.4%減)、1平方メートル単価は63万7,000円(同0.6%低下)。戸当たりで3ヵ月ぶり、1平方メートル単価で2ヵ月ぶりの低下となった。


 即日完売したのは「ウエリス宝塚」2期2戸(兵庫県宝塚市、平均1倍・最高1倍)など4物件13戸。10月は1,300戸程度の発売を見込む。


 一方、18年度上半期のマンション発売戸数は9,184戸(前年同期比7.1%減)。地域別では、大阪市部3,722戸(同27.6%減)、大阪府下2,025戸(同22.4%増)、神戸市部1,403戸(同164.7%増)、兵庫県下931戸(同4.8%増)、京都市部595戸(同6.9%減)、京都府下38戸(同71.0%減)、奈良県106戸(同112.0%増)、滋賀県354戸(同47.9%減)、和歌山県10戸(同94.3%減)となった。


 初月契約率は73.7%(同3.5ポイント低下)。1戸当たりの平均価格は3,930万円(同0.5%上昇)、1平方メートル当たりの平均単価は65万3,000円(同2.4%上昇)だった。




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