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2018/10/29 18:00更新

住宅購入検討、約70%が消費増税前を意識

 (株)オウチーノは26日、「消費税10%引き上げが住宅購入意識に与える影響」に関するアンケート調査結果を発表。


 2019年10月に実施される予定の消費増税について、5年以内に住宅購入を検討している25〜59歳の男女597名に対して実施した。調査期間は9月12〜24日。


 調査対象のうち「消費税引き上げ予定が19年10⽉1⽇からだと知っている」と回答した⼈は65.7%、「消費税引き上げ予定は知っているが、いつからなのかは知らない」が30.5%、「何も知らない」が3.8%となった。「知っている」の回答者に「消費税が10%になる前に住宅を購⼊したいか」と聞いたところ、「購⼊したい」が34.3%、「気にはなっている」が34.1%、「急いではいない」が21.1%、「購⼊するつもりはない」が10.3%。「購⼊したい」「気にはなっている」を合わせると68.4%が消費増税前の住宅購⼊を検討している状況であることが分かった。


 住宅購⼊時の消費税引き上げの影響について、調べたことがある人(54.9%)に対して、「消費税引き上げが住宅購⼊価格に与える影響を、どの程度知っているか」という質問をしたところ、「⼗分知っている」が36.0%、「ほぼ知っている」が47.0%、「あまり知らない」が16.4%、「まったく知らない」が0.6%と、住宅購⼊時の消費税引き上げの影響について、「調べたことがある」⼈でも、「あまり知らない」「まったく知らない」⼈が17.0%を占めた。なお、消費税引き上げ時の負担を緩和するための住宅取得にかかる「経過措置」や「住まい給付⾦」の変更点については、6〜8割の人が知らないことが明らかになった。




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