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2018/11/20 18:00更新

既存戸建て価格、首都圏は3ヵ月連続上昇

 (株)東京カンテイは20日、2018年10月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,659万円(前月比3.5%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が5,617万円(同3.5%上昇)と3ヵ月連続の上昇。神奈川県も3,926万円(同0.8%上昇)と連続上昇した。千葉県は2,100万円(同4.8%下落)と、4ヵ月ぶりの反転下落。埼玉県は2,458万円(同2.5%上昇)で、2ヵ月連続の上昇となった。首都圏では千葉県が弱含んだが、他の都県はいずれも上昇している。


 近畿圏の平均価格は2,593万円(同3.0%上昇)と、反転上昇した。大阪府は2,770万円(同3.2%上昇)と反転上昇。兵庫県は2,604万円(同0.5%下落)と、2ヵ月連続で下落となった。京都府は3,653万円(同6.9%上昇)と、前月の大幅下落の反動で反転上昇したが、8月の価格水準までは戻っていない。近畿主要3府県では、兵庫県が下落したものの、他の2府は反転上昇し、強含みの傾向。


 中部圏の平均価格は2,290万円(同1.7%下落)と、3ヵ月ぶりの下落に。愛知県は2,871万円(同1.3%上昇)と、3ヵ月連続で上昇している。


 福岡県は2,003万円(同3.9%上昇)。前年同月比では16.3%上昇と、大きく価格が上昇した。




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