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2018/11/28 18:00更新

民間住宅ローン利用、「変動型」が増加

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、2018年度「民間住宅ローン利用者の実態調査」における“民間住宅ローン利用者編”の結果を発表。調査時期は18年10月3〜11日、18年4〜9月までに民間賃貸住宅ローンを借り入れした全国の20〜60歳未満の人にインターネット調査を実施した。有効回答件数は1,500件。


 金利タイプ別利用状況は、「変動型」の利用割合は57.0%(前回調査(17年4月調査)比0.5ポイント増)と増加し、「全期間固定型」も17.7%(同4.4ポイント増)と増加。一方、「固定期間選択型」は25.3%(同4.8ポイント減)と減少した。


 今後1年間の住宅金利見通しについては、全体では「現状よりも上昇する」が41.7%(同12.6ポイント増)と増加。「ほとんど変わらない」が49.2%(同9.8ポイント減)、「現状よりも低下する」が1.7%(同1.4ポイント減)、「見当がつかない」が7.3%(同1.6ポイント減)。


 住宅ローンを選んだ決め手(フラット35以外の利用者)は、「金利が低い」が76.2%と圧倒的多数でトップに。次いで、「団体信用生命保険の充実」が20.2%、「住宅販売事業者(営業マン等)の勧め」が19.6%の順となった。




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